入社して7カ月後の2009年2月、組織改編に伴い、営業グループの営業推進チームから、東京第一支店(現・文教グループ 営業 東京支店)に配属。現在は、東京23区の一部、群馬県、新潟県と幅広いエリアで営業活動や活用促進を行っています。扱う商品は、約5000校の公立小中学校に導入されている学習支援コンテンツ配信サービス「ラインズeライブラリアドバンス」や、教育ソフトウェア。自治体や教育委員会、小中学校が営業先です。
教育委員会が教材を購入するのは、5〜7年に1度。この商機を逃さないよう、購入時期が近くなると週に1度以上は顔を出し、情報収集します。競合他社の商品について聞かれることも多いので、自社商品と比較して話すことができるよう、展示会や新聞、雑誌などのチェックは欠かせません。また、教育委員会は、各エリアの販売会社を通じて商品を購入します。そのため、販売会社との関係作りや調整も、大切な仕事のひとつです。新潟エリアを回る際は、1〜2週間に1度、1泊2日で出張し、レンタカーで営業活動をしています。出張の際は、地元の居酒屋に行くのが楽しみです。
大学卒業後は、子どもが好きということもあり、塾講師をしていました。しかし、もともとは、外に出てさまざまな人と接するのが好きな性格。そこで、教育関係の営業職などを中心に転職活動をしていくなかで、ラインズを知りました。
入社を決めたのは、当時、ICT教育ソフトを扱うラインズのような会社はまだ少なく、「将来性を感じたから」というのがひとつ。もうひとつは、「子どもの基礎学力向上のために」という経営理念に共感したことです。
実際に営業として働き始めてからは、教育委員会への営業活動だけではなく、エンドユーザーへの活用促進までを営業自身が手がけるところが、ラインズの魅力だと感じています。導入校での活用率を高めて再契約に結び付けるために、先生方や子どもたちを対象にした研修会やデモンストレーションなどを行うのですが、ある小学生から「説明がわかりやすくて、勉強もパソコンもよくわかった。お兄さんみたいになりたい」と言われたときは、感動しました。「子どもとも接することができる営業職」というのは、ラインズならではだと思います。
仕事のやりがいは、「一つひとつの案件をどう攻略していくか」という戦略を、自分自身で立て、実践していけるところです。受注できるか、できないか、と結果がはっきり出る仕事なので、戦略がぴたりとハマったときの達成感は格別です。
たとえば、私の担当しているエリアで、5年契約が終了する自治体がありました。再契約の際、教育委員会が重視するのは、学校現場での活用率です。そこで、私たち営業は、学校で活用促進を行うのですが、その方法は営業担当者の裁量に任されているんです。私は、その教育委員会が管轄する小中学校計65校すべてに足を運び、周知が進んでいない学校では研修会などを行いました。
真夏に1週間ほどかけて1日8〜10校を回るのは大変でしたが、その甲斐あって再契約へとこぎつけ、約7200万円もの受注に成功することができたのです。
直接足を運ぶというのが自分で有効だと思える手段だったからこそ、やり切ることができたと感じます。
ラインズの営業に向いているなと思うのは、「前向き」な人です。日々の仕事のなかでは、現場の声が重要だと思って学校の先生方にアプローチしていたけれど、実際には教育委員会が当社以外のソフトの受注を決めてしまった、といった読み違いも起こります。こういうとき、いちいち落ち込んでいたのでは仕事になりません。そのミスを踏まえて、次に生かしていくポジティブさが必要なのではないでしょうか。